宗像剛ブログ

2019.12.08

No,85 飯坂温泉「旧堀切邸」「十綱橋」が登録有形文化財に。

社長ブログ

飯坂温泉・開湯は、縄文時代に遡ると言われます。

福島県は勿論、東北を代表する温泉地。

 

高度経済成長期、団体旅行の最盛期には、温泉街が溢れかえるほどの賑わいを見せていました。しかし、時は移り観光客の動態も変わり、飯坂温泉もその潮流に追いつかず、様々な問題を抱えました。

 

飯坂温泉の地道な取り組みは、新たな魅力をアピールする新時代へと歩んでいます。
吾妻山に雪を戴いた初冬の好日、いで湯とくだものの街をしばし散策しました。

 

旧堀切邸

 

16世紀に始まる堀切家は豪農豪商として栄え、飯坂の開削に当たり財力を蓄え、

飢饉や災害時には領民救済にも尽くし、敬愛を集めました。

 

また、近代日本の発展に寄与した人材も輩出しました。

(1929年 堀切善兵衛は衆議院議長に就任・弟善次郎は東京市長に就任)
本県を代表する名家です。市に寄贈され、補修、復元、改修、一部新築を加え、

平成22年に観光交流拠点として公開されました。

 

表門

十間蔵・桁行十間(18メートル)1775年建立の県内最大最古の土蔵。

蔵内部

蔵背後

樹齢300年のケヤキの巨木。歴史を語ります。

塀を通して巨木群を望む。

新築された「下蔵」収納された状態ですが、ステージがせり出します。

邸内に調和したイベントスペースとして新鮮です。

庭園を眺めながらの足湯も快適。

1881年に再建された「主屋」正面。

玄関から内部座敷を…

主屋の裏には

新蔵

中の蔵

道具蔵が控え、旧家の風格を感じます。

 

足湯に浸かり、飯坂温泉と堀切家の歴史に思いをはせる豊かな時間も。
詠帰亭のスタッフさんはとても親切!

 

パルセ飯坂に車を停め、歴史の風情が色濃く残る坂の町・飯坂を散策しました。
共同浴場は9か所。いつも歓迎してくれます。

 

佐波古湯(さばこゆ)は共同浴場の横綱です。

元禄2年(1687年)飯坂に逗留した芭蕉と曽良も湯に浸かり、

旅の疲れを癒しました。

 

佐波古湯の向かいにある、漆喰壁の宿「なかむらや」も存在感があります。

 

町並みには歴史的な建造物が散見されます。

 

福島信用金庫も景観醸成に一役買っています。

 

十綱橋(とつなばし)

 

 

飯坂温泉駅を出ると、摺上川(すりかみがわ)に架かる鉄製のアーチ橋が

出迎えてくれます。おなじみの十綱橋。

 

昭和30年頃の親子連れのスナップ。飯坂線に揺られ、飯坂に到着。

楽しいことが待っているワクワク感が伝わります。

 

波来湯・十綱通に新装された「波来湯」(はこゆ)

 

飯坂温泉駅・地元の新鮮な果物が豊富に並びます。

 

グルメ

 

飯坂温泉は餃子のレベルが高く、街おこしの目玉でもあります。

複数のメンバーで梯子しながら楽しむ人も。
円盤餃子で有名な「餃子照井飯坂本店」

℡042‐542‐4447

 

 

飯坂本店

A型フォードのひとり言

県内の登録有形文化財も、今回の指定を加えて77か所228件となりました。中には、保存状態がかなり厳しくなってしまった物も散見されます。

クラウドファンディングも今一つ。文化財保護行政も考えなければなりません。
御代替わり「令和元年」ももう少し、先ずは皆様の健康を祈ります。