宗像剛ブログ

2019.09.18

No,77 月を愛で、酒を愛する「日本の秋」~ 清新な女性杜氏 大天狗酒造を訪ねて…

社長ブログ

A型フォードのひとり言

桜が咲いたと酒を飲む、暑けりゃ暑い、寒けりゃ寒い、
月がきれいだ…それだって、何かにかこつけては酒を飲む。
洋の東西問わず酒飲みはそんなものです。
今回は老舗の蔵に新たな魅力を加える
大天狗酒造・杜氏 小針沙織さんをお訪ねしました。

 

大天狗酒造株式会社

 

〒969-1136 本宮市本宮字九縄18番地
 ℡0243‐33‐2018  http://daitengusyuzou.com

 

大天狗の銘板と酒林
小針沙織さん
卯酒(うさけ)月見うさぎ純米吟醸ひやおろし

 

原料米 : 本宮市産 – 夢の香
使用酵母 : うつくしま夢酵母
仕込み水 : 安達太良山伏流水「雷神清水」produced by 小針沙織

 

〇酒との出会い 

 

「ふるさとの祭りには歴史が刻まれ、街を愛し人情味あふれる人の交流があり、
人々の笑顔とともにそこには『大天狗』がある。
生まれ育った『大天狗』の性格を知り、同時に酒が沁みてきました。
ふるさとそのものとも言える『こだわりの酒造り』を
絶やさず継承していきたいと酒造りの道に入りました。」
と小針さん

 

〇福島県清酒アカデミー職業能力開発校

 

小針さんは2018年4月、3か年の座学・実習を終了し酒造士に。
同校は創立から四半世紀余り、酒造りに携わる人材に

高度な技量を習得させると同時に、
情報を共有し切磋琢磨しながら高みを目指し、
在校期間前後2期の交流は濃厚で、
広く日本酒をけん引する若い意欲ある杜氏を多く輩出しています。

 

卒業後も講師陣との交流は続き拠り所となっています。

 

〇より豊かな日本酒の世界には女性の力が不可欠

 

小針さんとお話ししていると、酒造りに取り込む姿勢は勿論ですが、
豊かな感性と素直さが光ります。
これから経験を積み視野が広がって行くにつれ、
オリジナルな「引出し」が増えてゆくのだろうなと楽しみです。
日本酒で世界を席巻しようとするなら、
渋面の男社会だけでは無理ですよね。
女性の感性が日本酒にも豊かに花開く時代です。

 

地元郡山の「仁井田本家」「笹の川」の社長夫人の活躍、
会津・鶴乃江酒造の林ゆり杜氏の手になる「純米大吟醸・ゆり」始め、
酒だけにとどまらず日本酒の世界を広げてくれる活躍が期待されます。

 

蔵も築100年以上の時を刻んでいます。
酒神様に見つめられながら丁寧な酒造りに励んでいます。
昔はこの部屋に南部杜氏が泊まり込みました。
大天狗の煙突は昔も今も本宮駅前のランドマークです。
昔ながらの大天狗のラベル。
お面を外せば小針さんの笑顔が現れます。
「酒かす・ソフトかりんとう」もイケます。

 

伺ったのは9月13日十五夜でした。

 

「卯酒・月見うさぎ」はピッタリのお酒でした。
卯月の卯では季節限定。
小針さんの干支かな…とお見受けしました。

 

小針さんの日常・活動・情報発信は
  「酒蔵女子の日記」を是非ご覧ください。

https://ameblo.jp/daitengukobari/

 

季節も落ち着いてきました。
久々の遠出を予定しています。
何を深掘り探訪するか楽しみです。