宗像剛ブログ

2019.10.08

No,79 国選定保存技術・からむし生産・苧引き(おひき)

社長ブログ

昭和村・からむし

 

苧(お)・苧麻(ちょま)青苧(あおそ)きら・からむし・karamusi
生きる姿・究極の手仕事
からむしはイラクサ科の多年草、
その表皮を剥ぎ繊維を取り出し繊細に織り上げる技。

 

室町時代にからむし生産が始まり、
1890年代には栽培面積20ha生産量6tまでに。

 

しかし大戦に入り生産量が激減、
1950年頃から再復興の動きが始まり、
71年 昭和村農協からむし部会から
90年 昭和村からむし生産技術保存協会設立、
伝承者の養成と技術の保存発展を図りながら、
ユネスコ無形文化財「小千谷縮・越後上布」の原料を供給しつつ
繊細な製品を提供している。

 

じっくりと腰を据え織りあげる。
繊細でコシとハリがあり、雪国ならではの力を感じさせます。

仕上げられた逸品。

南国沖縄は大宜味村で見学した「芭蕉布」を思い出しました。

新しい意匠のからむし製品も

 

織姫の村・昭和 「織姫制度」

 

平成6年にスタートしたからむし生産と織の技術と技を継承する
人材育成のためのこの制度は、広く全国から若い人材を求め、
村内で共同生活を送りながら栽培から織の技術習得に努めます。

 

奥深い からむしの魅力と村の風土と人情に触れ
織姫たちは人としての成長も遂げます。

 

初代織姫、埼玉県出身の舟木容子さんは昭和村に定住、
道の駅「からむし織の里昭和」の駅長を務めます。

 

「およそ四半世紀を経過して、卒業生は130名ほど、
 約30名が昭和村に定住しています。」

 

お母さんの勧めで織姫に「からむしにはまりました!」と語る
彼女の笑顔は屈託がありません。

 

村長も「制度創設の目的プラス織姫さんの視点から見た
新たな昭和村に気づきを得ました。」

 

昭和村の試みはより以上の財産となり、誇りになり、
世界に誇る日本の「手仕事」を支えます。

 

織姫さんの一目惚れ・A型フォードに恋心

 

「乗ってみてもいいかい?わだし旦那の操縦うまいんだ!」
以前からご縁のある 奥会津昭和村振興公社 本名民子さんにも
久しぶりにお会い出来ました。

 

またコラボの機会を考えましょう。

 

昭和村からむし生産技術保存協会
〒963-0103 大沼郡和村下中津川字中島612 
  からむし会館内
 ℡/fax : 0241‐57‐2216

 

特定非営利活動法人「苧麻倶楽部」
〒968-0103 下中津川字中島652

生活改善センター 1F
 ℡/fax : 0241-57-2240
 HP:http://www.chomaclub.jp/

 

見事に昭和村を語る、出会える昭和村を伝える冊子

 「この村で暮らすこと、生きること」

この冊子は秀逸、ぜひ手に取って頂きたい。
村のパンフレットの数々もそうですが、
HPでは味わえない魅了があります。

 

冊子の中に織姫から村に定住し、からむしや村の文化を伝え、
昭和村と村外をつなぐ活動を始めた
お二人の姓を合体したネーミング「渡し舟」の紹介がありました。

 

奥会津昭和村、目に見えるものだけではない
「胎動」を感じさせる美しい里です。