No,40 ストックホルム:森の墓地 ~ ノルショーピング散策

A型フォードのひとり言
「見事に季節は移り変わりました。猛暑、豪雨、台風そして地震と猛威を振るった自然災害から難を逃れた福島県。ここ郡山もぶどう、梨の果樹は勿論、主産のコメの作柄も良好、黄金色の美しい景色を見せてくれます。今回は たけちゃんの北欧の旅の2回目、何を見て感じたのか伺いましょう!」

 

スコーグスシュルコゴーデン

(森の墓地・森の礼拝堂・森の火葬場 ― 1994年世界遺産登録)

ストックホルムの南郊外にある『森の墓地』を訪れる度に宗教や人種を超越した死生観、死者との別離、送る生者の心の奥底に応えるかのように、人間も自然の摂理として生まれ、やがて還って行くのだと教え諭し、癒しと安らぎに導く壮大な精神性に打たれます。
「自然と共生する豊かな都市づくり」は私達の目指すところですが、ここには基本とすべき素直な問いかけと普遍的な答えがあります。
踏み惑いがちな弱い私達に気付きを与えてくれます。
広大な森と平原癒しの空間森にたたずむ教会

 

オーケ・アクセルソン(AKE AXELSSON)氏を訪ねて

スウェーデンを代表する家具作家として世界的な家具のマエストロ、アウクセルソン氏を訪ねました。勿論、ケイコさんのアレンジで…。 80歳を超えても意欲旺盛な現役職人、プロトタイプから製品まで長年の彼の足跡をたどることが出来る明るい展示スペース・彼のアトリエ・工房までも彼は実に気さくに、そして仕事に対する情熱を語ってくれました。アーティストと言うより職人魂炸裂でした。
ご一緒している益子先生も1段ギアがアップしたようです。
彼を通してスウェーデンの深さに触れることが出来ました。
アクセルソンさんとケイコ夫妻そして我々シンプルに感じる作品が完成まで辿る試行錯誤まで見せる潔さ。アクセルソン氏のアトリエ日々向かい合う仕事工房言うなれば皆職人!会話は弾みました。

 

ノルショーピング散策

ノルショーピング(ノーショーピング)は人口9万ほどの都市。モータラ川がバルト海に注ぐ海浜都市ですが、河川の段差が何とも特徴的で、古くはその水力を利用した織物産業で栄えました。スウェーデンのマンチェスターとも…。
街中を流れる川の落差が生み出す景観美魅力的な建物も豊富に。

 

ケイコさんの友人の別荘にご招待を受ける。

別荘は優しく瀟洒な建物が4棟。(瀟洒:しょうしゃ…すっきりとしゃれている様子)

暖かいおもてなしを受けました。

自然に暖かいのが北欧流。

新たな出会いと気付きの連続!
天候にも素晴らしい出会いにも恵まれて次回はオーランドからフィンランドに入ります。

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