宗像剛ブログ

2019.11.18

No,83 北の大地のシンボル 北海道大学「札幌農学校第2農場」と 市民に愛され続ける「豊平館」

社長ブログ

北大と言えば「クラーク博士」開拓者の夢の大地北海道の精神の象徴。
短い在任期間に伝説となった博士の「青年よ 大志を抱け!」の名言は
日本人の心に刷り込まれています。
もっとも影響力のあるアメリカ人かもしれません。

 

耕馬、産室、雑牛追込所(模範家畜房)
クラーク博士の前任地マサチューセッツ農科大学で建設した畜舎に倣って
1877年建築、1910年移築改築されたもの。
当時の人々にどう映ったことでしょう。

 

牝牛舎1909年建築
厳冬期の北海道、搾乳の効果を上げるため、
床を板張りにするなど工夫が見られます。

 

穀物庫(コーンバーン)1877年建築
1911年移転改築。
鼠害防止のために高床構造となっている。

 

明治維新からわずか10年、
開拓民に酪農の希望をどれだけ雄弁に語ったものか想像出来ますね。
北大は学問の府であると同時に観光名所でもあります。
これらの建築群は開拓のロマンを感じさせ多くの観光客を魅了します。

 

北大総合博物館
博物館がつなぐ「モノ」「コト」「ヒト」400万点以上の標本、
収蔵物の一部が展示されています。

 

広大なキャンパスでのびのびと勉学に励む学生たちは
国際色も豊か。
有為な人材を排し続けます。

 

 

開拓のステイタスシンボル「豊平館」1880年竣工

 

明治・大正・昭和の歴代天皇の行幸の織りの行在所となった
明治初期のホテル建築の貴重な遺構。
開拓のシンボル五綾星を抱いた
ウルトラマリンブルーの鮮やかな枠まわりが美しい。

 

昭和33年からは市営の結婚式場として市民に愛され、
延べ2万組以上の門出を祝った。

 

全景

正面車寄せ写真
バルコニーから前庭を眺める。
精緻な天井の鏝(こて)絵

 

北海道の近代の歴史は150年、
当然、城郭建築や神社仏閣の歴史的建造物は無い。
しかし、時々の市民の夢を反映した遺構が北海道の魅力です。

 

オリンピックのマラソンと競歩の開催地が急遽札幌に。
変更のゴタゴタ劇はともかく、北海道の人々は世界の人々を魅了するような
「何か」をやってくれるはずです。

 

創業55年記念研修、
私達もフロンティアスピリットで前進です。