【雑誌『近代建築』に掲載】郡山市歴史情報博物館(佐藤工業・八光建設JV施工)の施工技術と挑戦が紹介されました!

お知らせ
このたび、『近代建築』2025年10月号にて、当社(佐藤工業・八光建設特定建設工事共同企業体)が建築施工を担当した郡山市歴史情報博物館に関する詳細な施工プロジェクトの記事が掲載されました。
『郡山市歴史情報博物館』は、地域の歴史・文化遺産を収集・展示する博物館機能と、歴史公文書館機能を複合した拠点施設です。当社は、佐藤工業様との共同企業体(特定建設工事共同企業体)として、2022年12月から2024年10月まで建築施工を担当いたしました。
1. 敷地の高低差への対応と工期確保: 計画地は南北に約3.8mの高低差がある敷地特性を持っていました。着手当初は北面のみからのアプローチでしたが、杭工事で発生した杭汚泥を場内にて改良して再利用し、南・西面の山留背面に先行して盛土を行うことで、早期に南面からのアプローチを確保し、工事を円滑に進めることができました。
2. BIMを活用した緻密な施工調整: 南面で勾配の異なる屋根が結合する納まりの検討や、限られたスペースで計画されたダクトや配管等のルート検討において、BIM(Building Information Modeling)を活用しました。
これにより、詳細な施工調整を効率よく行うことができました。
3. プロジェクトの完了と施設の品格: 当社を含む施工チームは、建築工事、設備工事、展示工事がベクトルを合わせ、綿密な工程調整と施工調整を実施し、無事工事を完了させました。
完成した施設は、コンクリート、鉄、木材によるプレーンな素材の組み合わせと、大きな軒庇(のきびさし)がつくる陰影によって、品格ある表情を生み出しています。
郡山市歴史情報博物館が、地域の方々のみならず、郡山市を訪れる人々にも親しまれ、長く足を運んでいただける施設となることを願っております。八光建設は、これからも技術の研鑽と適切な施工を通じて、社会に貢献してまいります。
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