プロジェクト【Project】

八光建設は、地元である福島県郡山市に根ざしながら、地方都市やその周辺地域、環境地などのあり方、これからのまちづくり等に取り組む2つの団体の活動を積極的に支援しています。特に平成23年3月11日の東日本大震災以降、これらの団体が行った、将来を見据えた被災地、観光地などのあり方への考察や提言においては、技術的な支援を含めて報告書の作成支援しました。

特定非営利活動法人(NPO法人)
郡山アーバンデザインセンター(UDCKo)

2008年11月に設立された、中核都市郡山市を対象とした都市デザイン、まちづくりを研究、実践するNPO法人です。その先導的なモデルとして、郡山市並木地区を対象とした、町内会規模の小さな領域で、生活に根ざした具体的なまちづくりに取り組むことから始めました。実践的なまちづくりの第一人者であった東京大学の北沢猛教授(故人)を中心に、地元町内会、地元企業が設立に参画したユニークなまちづくりの団体です。具体的な活動として、UDCKoデザインコンペティションをこれまでに2回開催し、優秀提案の具体化に取り組んでいます。また、2012年には、福島県耶麻郡北塩原村から、福島県の観光地裏磐梯の古い施設の利活用方法を含むグランドデザインへの提案を受託しました。さらに、会津盆地のすばらしい景色を楽しんでもらうための道路のビュースポットの計画に参画しました。東日本大震災以降は、福島県、宮城県の被災された方々に対して、支援物資の輸送、食事の提供、チャリティーバザー、コンサート、講演会なども実施してきました。現在の役員は次の方々です。

センター長(理事長) 清家 剛(東京大学大学院准教授)
副センター長(副理事長) 田中 大朗(東京大学特認研究員)
理事 柳沼 いつる(並木町会長)
理事 宗像 剛(ラボット・プランナー代表取締役)
監事 園部好洋(八光建設 専務取締役)

1.第一回郡山アーバンデザインセンターコンペティション「郊外の可能性」

2009年9月から2010年1月にかけて実施された一般公募型の提案コンペです。郡山市並木地区は、中心となる道路周辺は商業地域であると同時に、農地や緑地が混在し、その周辺は住宅地が広がる郡山市郊外の混在型市街地です。この地域をモデルとして、郊外のこれからの可能性を考えるアイディアコンペを実施しました。審査員は下記の通りです。

曽我部 昌史 (建築家、神奈川大学教授、みかんぐみ共同主宰)
北沢 猛 (アーバンデザイナー、東京大学教授、UDCKo理事)
知野 泰明 (景観工学、日本大学准教授)
本田 勝之助 (地域プロデューサ、会津食のルネッサンス代表取締役)
柳沼 いつる (並木町会長、UDCKo理事長)
宗像 剛 (ラボット・プランナー代表取締役、UDCKo理事)

国内外から178点の応募があり、1次審査、2次審査(公開プレゼンテーション)を経て、慶応義塾大学大学院理工学研究科妹島和代研究室の井出口 航氏が最優秀賞に選定されました。なお、このコンペは、平成21年度国土交通省「住まい・まちづくり担い手育成事業」の助成金を受けて実施されました。

2.第二回こおりやまアーバンデジンセンターコンペティション「福島発・地域と共に生きるデザイン」

2012年2月から4月にかけて実施された一般公募型の提案コンペです。東日本大震災を経験した東北地方、特に原子力発電所の事故に起因するさまざまな障害に苦しむ福島から、新しい地域デザイン、都市デザインを発信することを目的に開催されました。福島県須賀川市にある温泉旅館「おとぎの宿 米屋」の有馬裕寿社長から、自らの地をこれまでにない新しい形で福島の復興に活かせないかとの思いを受けて実施されました。審査員は下記のとおりです。

出口 敦 (アーバンデザイナー、東京大学大学院教授)
益子 義弘 (建築家、東京藝術大学名誉教授)
上野千鶴子 (社会学者、東京大学名誉教授)
清家 剛 (UDCKoセンター長、東京大学大学院准教授)
トミー・クルバーグ (前欧州ビジネス協会(EBC)会長
クルバーグアンドパートナーズ(株)代表取締役)
有馬裕寿 (米屋企業(株)代表取締役)

国内外から74点の応募があり、1次審査、2次審査(公開プレゼンテーション)を経て、海法圭建築設計事務所の海法圭氏が最優秀賞に選定されました。

3.裏磐梯観光施設再整備基本計画策定業務委託(北塩原村委託事業)

2012年11月から2013年3月にかけての委託事業で、

  • (1)裏磐梯地域の現状分析、課題の整理
  • (2)観光客入込数・宿泊者数増加のための課題の検討
  • (3)魅力ある観光地・裏磐梯の再整備に向けた検討

を検討課題として実施されました。報告書は、楽しさに満ちた提案に溢れる、これまでにない形として、高い評価を得ました。

4.会津盆地の眺望を楽しむビュースポットの計画

福島県から委託された事業の一部であるビュースポットの計画をお手伝いしました。対象地は北塩原村役場の近く、四季折々の会津盆地のすばらしい眺めを観光客に楽しんでもらうために整備される予定です。
UDCKo公式ホームページ  http://udcko.jp/

資料を印刷する

一般社団法人 集楽創成協会

2012年11月に設立された、人が集う豊かなまちづくり、地域づくりを実践することを目的とし、まちづくり、地域づくりに関する調査研究、提言、設計、広報などを行う団体です。UDCKoをまちづくり、地域づくりのシンクタンクとし、より実践に近い活動を行うために設立されました。2012年12月には、裏磐梯で行われる冬の集客イベントの企画を実施し、本場フィンランドからのサンタクロースの招請を含むクリスマスイベント企画を提案、実施されました。同じく、北塩原村の冬を彩る雪祭りへの提案も実施しました。

20121114
121220_1
20121114_a
20121114_b

資料を印刷する