No,70 ホテリ・アアルト別館オープン披露セレモニー
7月4日、前夜からの雨も上がった裏磐梯。
ホテリ・アアルトの別館オープン披露セレモニーは
親しいご縁のある方々60名をお迎えし開催されました。
アアルトのアプローチ
自然に溶け込んだ空間を開く扉です。
全景パース
白い部分が水辺の別館。
挨拶に立つ宗像剛
1888年7月15日小磐梯山の大噴火の実態を具体的に紹介しながら、
ホテリ・アアルトの経営に着手してから10年、
第2ステージ別館の建設に至る迄の歩みを、
この地に対する敬意と出会い力となって下さった
皆さまへの感謝を込めご挨拶をさせて頂きました。
スタート時からの大きな支柱
東京芸術大学名誉教授 益子義弘 先生
「造成から事業に着手するのが一般的な手法だが、
自然に手を加えず佇まいを創出していくことは難しいことだが、
この事業のすべてに関わった全ての人々の力の結集が
それを成し遂げた。」と振り返りました。
宗像剛は先生を
「思索の人・感性の人であり、紡ぎ手であり織り手であります。」
と表現します。
静かに、しかし自信と確信をもって語られたご挨拶は
ご参会の皆様の心に響きました。
ご来賓のご祝辞
地元 北塩原村長 小椋敏一 様
笑みを絶やすことのない温和な村長、
熱いふるさと愛で一杯です。
将来に向けて宗像剛への期待も語って下さいました。
ご来賓:東邦銀行 代表取締役専務 竹内誠司 様
「リノベーションを実践する姿勢が素晴らしい!
メインバンクとして誘客にも頑張りますよ。」と温かいお言葉を。
ご来賓:日本全薬工業 前社長 高野恵一 様
「アアルトには日々の進歩と今や成熟感さえ感じる。
家族サービスの目標にしたい。」とにこやかに。
別館に美しいアクセントを添えて下さった
国画会を代表するお一人、藤井泠子先生。
サヌカイトとマリンバの演奏は藤井むつ子さん里佳さん。
アアルトとの見事なコラボレーション。
サヌカイトは1350万年前の火山活動で生成された岩石。
四国讃岐地方で産出されるカンカン石。
讃岐地方で産出とのことから『サヌカイト』
深い神秘的な音色は、自然そのものの奥深い響きとなって届きます。
演奏に魅了されるお客様。
セレモニーに先立ってランチブッフェをお楽しみ頂きました。
佐賀県唐津市から唐津焼第14代中里太郎右衛門ご夫妻
〒847-0821佐賀県唐津市町田3-6-29
TEL:0955-72-8171
https://www.nakazato-tarouemon.com/
昨年は宗像が唐津を訪れご歓待を頂戴しました。
エネルギッシュな行動する陶芸家です。
会津の陶芸のルーツも九州にあります。
福島県とのコラボレーションが実現する日も…。
宗像は
「皆様の教えやお人柄から受ける薫陶、そのすべてが私を導いて下さり
ホテリ・アアルトを育てて下さるのです。
今日を契機に皆様と力を合わせて
次の百年を世界に発信し続けられるように歩んで参ります。」
と結びました。
アアルト=波は静かに沁みるように広がって行くように…。